離婚原因の設定が難しい示談で早期に調停離婚が成立した事例

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依頼者の属性:年代/性別/職業

会社員20代女性 会社員

相手方の属性

20代男性 会社員

別居の有無

別居

主な争点

離婚事由の有無、婚姻費用

弁護士の関与

調停

解決結果

調停離婚成立

性格の不一致や,家族との折り合いの悪さから夫婦関係の修復は困難でしたが,不貞などといった明確な離婚原因の設定が難しい事案であり,解決まで長引く可能性がありました。さらに,依頼者の方が収入があり,相手方から婚姻費用の支払を請求されていたことから,解決が長引くと婚姻費用の負担額が大きなものとなってしまうケースでした。

結果的に,調停の話し合いの中で,相手方からの慰謝料請求を断念させ,当方が婚姻費用を一部前払いする形で,3カ月という短期間での離婚成立となりました。

解決までの期間

3か月

解決のポイント

この事案は,離婚原因の設定が難しく裁判離婚でのハードルが高い上,離婚までの間の毎月の婚姻費用の支払が積み重なってしまうケースであったことから,早期解決の必要性が高い事案でした。

したがって,早期解決を目指して速やかに離婚調停を提起し,ある程度の婚姻費用を前払いする形での離婚成立を目指して交渉を行いました。

調停では,相手方の収入資料の提出を求めることでこちらが払うべき金額の減額を主張するとともに,相手方による慰謝料請求の不当性を主張しました。

結果的に,相手方の求めていた額を大きく減額させる形で,こちらが解決金として離婚成立までに毎月払わなくてはいけない婚姻費用を一部前払いするという形で離婚成立となりました。裁判までもつれ込んだ場合には,少なくとも1年以上の期間が見込まれた中で,受任から3カ月,調停2回目の期日での解決となったとともに,相手の慰謝料請求も断念させるという形での解決ができました。

離婚原因の設定が困難な事案では,裁判での離婚が困難なことから,早期に協議や調停の中で離婚について合意に至ることが必要であり,相手の主張する金額を減額させ,より少ない解決金の支払をもって離婚とすることがポイントとなります。

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離婚問題は,双方の話し合いで解決しない場合には調停手続きに入ります。

ある日突然,別居中の妻や夫からの申し立てがあり,裁判所からの呼び出し状が届くということは普通にあり得ます。

調停はあくまでも「話し合いでの解決」を目指す手続きだと言われます。しかし実際には,一人で裁判所に行くには精神的な負担もありますし,適切に自分の主張を裁判所に伝えるというのも,想像する以上に難しい側面があります。

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